「これからは、CSRならぬ、USRだと思うんです！」。

先日、インタビューしたKさんは力強くそう言った。
USRとは「CSR(Corporate Social Responsibility)」の企業の部分を大学に置き換えた「USR(University Social Responsibility)」の略。つまり、企業がそうであるように、大学も学生や父兄、企業、地域社会などいろいろな関わりへの社会的責任という視点をもたないと、生き残っていけないよ、というわけである。ナルホド。
で、そんな視点から大学や短大、専門学校などを取材し、高校生が進路を考えるときに、偏差値やIQだけでなく、EQ値なんかも推し量ってもらおうと、フリーペーパー『@sakura』を創刊したというわけだ。

まあ、興味がある方は、下記URLのロングインタビュー記事を読んでいただくとして↓
http://www.web-across.com/special_issue/d6eo3n0000029uxt.html

Kさんが着目したように、ここ数年、全国の大学が「新しい方向」へと動き始めてるな、というのを実感する。
そういえば、知り合いの翻訳者も今春から某大学の准教授に就任したっけ。

昨年、読売新聞で「変わる大学」という特集記事がシリーズで組まれていたようだ↓
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/special/s07/

大学だけでなく、近年は、受験する側ももかなり変化しているのも事実。かくいう、私なんかが大学院に行こう、なんて思ったんだから、時代は確実に変わっているような気がする（笑）。