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2021年夏、ようやく本になりました。

9月1日土曜日は、日中は仕事(定点観測)のため、20時からのDRESS CAMP(ドレスキャンプ)のみだった。

なんと、東京でのショーは今回が最後! 来シーズンからはパリに行くのだそうだ。
思えば、05年1月に南青山にショップをオープンした当初から注目してきたDRESS CAMP。今ではすっかりメインのトレンドとなっている80sのデカダンでグラムカルチャーな要素が、デビュー当初からデザインのディテールに丁寧に表現されていたことに脳天をぶち抜かれるほど驚いたのが懐かしい。当時のトレンドは脱カジュアル=エレガント(キレイメ)なハイブランド一辺倒だったからねー。
間違ってはいけないのが、DRESS CAMP(ドレスキャンプ)は、テーラードの技術もすばらしいのに、あえてデコラティブに中世のような独特の世界観を持っているということ。そこら辺(ってどこら辺?)のブランドとはデザイナーとしての力量が違うのである。
そんなヒネリのセンスはまさに通好み。エディターやヘアメイク、スタイリストはもちろんのこと、流通関係者や代理店と徐々にファン層が広がっていったのである。
ちなみに、今回のテーマは、「MOROCCO」。メンズ、レディス合わせて52体を発表した。いちばんのインパクトは、バラのドレスかなあ。
メンズもレディスもリアルクローズになっていて、「買えそう」なのが観ていてワクワクした。さっそく展示会にも行かなくちゃ!