takanotebook

2021年夏、ようやく本になりました。

5月18、19日と大阪出張のため、金曜日と土曜日の授業をまったく受けることができず、土曜日の学会主催のシンポジウムと総会にも出席できず、ザンネン。

takanotebook2007-05-23


さて、半年ぶりに訪れた大阪のまちはかなり活気が戻ってきているような印象を受けた。

特に元気なのは女性で、何より驚いたのは半年前に比べて、オバチャンがうんとオシャレになっていたこと。具体的には、去年の今ごろは、ピンクの口紅に赤い大きな花柄のセーターに白いスカート、白いパンプスというような、一見ハレーションを起こしてしまいそうなファッションだった50代、60代の大阪のオバチャンが、今春はベージュや黒、白のシックな色合いに変わっていた、という例がわかりやすい?

梅田の阪急や心斎橋の大丸の化粧品売り場は、朝からかなり賑わっており、各ブランドのカウンターにはビューティアドバイザーにメイクをしてもらいながら楽しそうに過ごす大人の女性がいっぱい。そこには、ステレオタイプな「大阪のオバチャン」ではなく、「山の手のマダム」。うーむ、東京追随の流れだなあ。

ちなみに、某化粧品メーカーの研究員から聞いたのだが、全国で近畿地方がいちばんリキッドファンデーションの売上げが高いのだとか。たしかに、東京のマダムよりはメイクが濃かった(笑)!

もう十何年も街や店、ひとを観察しているが、やっぱりひとがいちばん面白い!


写真は心斎橋大丸のウィンドウ。「STYLISH WOMAN! 美しく働く女性たちへ」が今春のキャンペーンテーマ。