先日13回忌の法要をした祖父は、実は戦後まもなく友だちと雑誌社を立ち上げていた。その名はラッキー社。出していた雑誌がこちら、『月刊ラッキー』。先日ネット古書店で見つけたので思わず購入した。
銀幕スターのグラビア(でもイラスト!)と読物、漫画少々という構成で、いわゆる「カストリ雑誌」というジャンルになるのでしょうか。でも、カストリというと、エロ、グロなイメージがありますが、同誌は比較的今でいうハーレクィーンロマンス系で、ちょっとほっとした。
いっしょに1周忌の法要をした祖母に、いつだったかこの『ラッキー』を見せたことがあったのだが、今ひとつピンときていないようだった。ひょっとしたら結婚する前のことだったのかなあ。
いずれにしても、当時の時代・風俗を捉えていたメディアであることは確か。私にもそのDNAが受け継がれてるのかな。
カストリ雑誌とはこんな感じ↓
http://www.hokutendo.com/zatsi-sesou.htm
林忠彦,『カストリ時代』(1980 朝日ソノラマ・1987 朝日文庫)/松岡正剛氏のBlog↓
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0421.html
大阪芸大に「戦後直後の<カストリ雑誌>の総合的研究」という文書を発見。これはぜひ読みたい↓
www.tsukamoto-gakuin.ac.jp/geidai/laboratory/kenkyu/pdf/kenkyu05/kenkyu05_05.pdf
あら、同じような方が。こちらは『日本ユーモア』というらしい。立教、乱歩?!↓
http://www.toshima.ne.jp/~esashi/magazine.htm