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2021年夏、ようやく本になりました。

岡本太郎『明日の神話』招致プロジェクト。

井の頭線の渋谷駅改札を出て、JR線や東京メトロ銀座線に向かう通路の壁に、「ハチ公から太郎へ。」という大きな懸垂幕を発見。よく見ると、「新しい渋谷のシンボルを待ってます。応援してください」と、あのハチ公も言っている、という設定のよう。。。
調べてみると、これは、2005年に都市再生緊急整備地域に指定された渋谷駅周辺の大規模再開発を背景とした「まちづくりプロジェクト」のひとつで、芸術家の岡本太郎氏の原爆に関する作品(だったと思う)、『明日の神話』を、渋谷駅構内に招致し、新しい渋谷のシンボルとしよう、ということだとわかった。主催するのは、NPO渋谷・青山景観整備機構(SALF)。
なぜ、岡本太郎かということについては、同プロジェクトのHPに、東京・港区の南青山にある岡本太郎記念館をはじめ、国連ビルの横にあるこどもの城にある「こどもの樹」、そして、川崎市にある岡本太郎美術館などが国道246号で結ばれているからとの説明が記載されていた。
また、具体的に絵が設置される場所は、この懸垂幕がかかっている場所なのだそう。
岡本太郎は好きな作家だし、その絵画を設置するのも賛成だけど、この広告のコピーのセンスはどうなんだろう?