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2021年夏、ようやく本になりました。

最近気になるのが、アパレルの展示会の案内に「BUYER DAY」に加え、「PRESS & FRIENDS DAY」と記載されているケースが増えていること。

といっても、ラグジュアリーブランドや大手が展開するようなメガブランドではなく、ファッション業界にいても聞いたことがあるような、ないような、そういった知名度のブランドたちです。

“FRIENDS”とは、広義の意味だから、大人的には“知り合い”というところだろうか。もともと派手な広告展開はせず、展示会やスタイリストを介した口コミ、ショップオーナーやスタッフ、ヘアメイクさんなどが書き込むブログを介し、最新のトレンド情報が連鎖しているよう。

ちょっとしたことをきっかけに、打ち上げ、というか、パーティを頻繁に開催。デザイナーを中心に、その友だちやそのまた友だち。スタイリストやヘアメイク、バイヤー(メインは地方のメンズセレクトショップ)、エディター、ライターといった広義のFRIENDS(フレンズ)たちへと人が人を呼び、広がっていく感じが今っぽい。それにしても、みんなおしゃれ!

そんな話題のメンズのトーキョー・ブランドが、日本ファッションウィーク終了後、NYに続いてパリでコレクションや合同展示会が開催されるこの時期に、これまたポツポツとショーを行っているのでいくつか見に行った。

こちらは「soe(ソーイ)」(http://www.soe-tokyo.com/)のショー。会場は九段下の科学技術館でした。

77年生まれのデザイナー伊藤壮一郎さんは、高校卒業後に渡米し、その後ロンドン留学を経て、青山学院大学在学中の01/02秋冬にデザイナーとしてデビューした、ちょっと異色の経歴の持ち主。詳しくはこちらの記事もどうぞ↓
http://www.web-across.com/todays/cnsa9a000001071s.html