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2021年夏、ようやく本になりました。

23日火曜日、新丸ビルのオープニングレセプションが催された。

物販フロアは17:00から21:00、「丸の内ハウス」という名称で括られたレストランフロアは21:00から23:00。ユナイテッドアローズやアーツ&サイエンス、メトロ、ドレステリア、ヒロブ、ハバダシュリー、アッシュ・ぺー・フランス、e.m.などなど、ご挨拶を兼ねて訪れなければならないショップがたくさんオープンしているのだが、そうはいかないのが「勤労学生」の辛いところ。。。
6限に間に合うよう急いで会社を出、その後Tゼミに顔を出した後、丸の内線でダッシュ、東京駅に着いたのは21:30と物販フロアは既にクローズド。残念だが仕方がない。

1Fのエントランスで招待状を渡して中に入ると(7Fの「丸の内ハウス」の仕切りは別のよう)、元『LEON』の編集長・現ウェブマガジン『Zino』の代表の岸田さんとすれ違った。エレベーターで一気に7Fに上がると、すごい人、人、人。
イタリアンの「il Calandrino Tokyo」、洋和食の「自由が丘グリル(丸の内じゃないよ)」、ダイニングの「SO TIRED」、ラウンジダイニングの「HENRY GOOD SEVEN」、スパニッシュイタリアン(え?)の「RIGOLETTO WINE AND BAR」、蕎麦・酒・肴の「ソバキチ」、無国籍料理の「MUS MUS」、バーの「来夢来人(と書いてライムライトと読む)」の8店舗が緩やかに仕切られながらも、それぞれの店舗を繋ぐようにソファや椅子、テーブルなどが配され、基本的には何処に座ってもいいらしい。広いテラスもあったりして、東京・丸の内の摩天楼でワインを片手に将来の夢を語る、なんて、なんだか80年代のNYを舞台にした映画のよう! というか、プチバブル。DJブースから流れる低音がキツめのラウンジミュージックが、より一層フロアに一体感をもたらしていて、これは人が集まるな、と思った。
会場でばったり会った元後輩とああでもない、こうでもない、と評論家ぶってギロンした結果、出た結論は、「高級版フードコート」=「ラウンジのオオバコ」。
翌日、別で視察に行ってたうちの若いスタッフ(23歳)に感想を訪ねると、
新丸ビルって、もっと高級感溢れる感じかと思っていたら、アローズとか1Fは高級感があってすごいなあと思いましたけど、2F、3Fと上がっていくとだんだんふつうのブランドが入っていて、身近な感じがしました。また、7Fの飲食フロアの丸の内ハウスも、外国のダイニングのようなワイワイ感があって行きやすそう、って思いました」とのこと。
青山の「ロータスカフェ」、「モントーク」、中目黒の「ホテル・クラスカ」、青山や代官山の「sign」と、00年代の人気カフェ&ラウンジの集大成ともいえる「オオバコ」が誕生した、という感じだろうか。
おっと、恵比寿の「ぶた家」や「X+Y」を手がけた佐藤氏の「MUS MUS」と「来夢来人」のようなキッチュな要素も忘れてはいけない。ちなみに、佐藤氏はあの、芝浦の「GOLD」を手がけたこの業界ではキーパーソンでもある。

新丸ビルのリリースはこちら(pdf)
http://www.mec.co.jp/j/group/news/release/pdf/mec070116-5.pdf