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2021年夏、ようやく本になりました。

世の中には「パン好きの人」というのがいる。いわゆるご飯よりもパンが好き、という人で、私もそのひとりである。小さいころから朝食がパンだったせいか、海外(といっても南米)に住んでいたときに毎朝焼き立てのクロワッサンを食べるようになったからかわからないが、今では気がつくと昼も夜もパンだったりすることが少なくない。

昔はクロワッサンやリンゴや洋梨が乗っかってるペストリー系が好きだったが、大人になってからは堅くてずっしりと重たくてレーズンやくるみが入った「セーグル・ノア・レザン」系のものばかり食べている。オレンジピールなんか入ってたりしたらもうサイコ−! 

ちなみに、「美味しいパンと、チーズ、ワインがあれば、もうどれだけでも生きていける〜!」とは、「パン好きの人」のあいだで必ず交わされる会話である。

このGW、たまたま外出先がバラバラで、結果的にいろんな「レザン系」のパンを買うことになったので、改めて食べ比べてみることにした。

ということで、お休みの日の朝食(兼昼食)に欠かせないわが家の定番のパン、ベスト3の発表!

第3位は、代々木上原の「ルヴァン」。パン好きを自称する人で知らない人はいない有名店。オーナーの甲田幹夫さんは、さきごろ『ルヴァンの天然酵母パンパン』(柴田書店)を上梓。ここから育ったパン職人も多数。カフェも併設しているので行ったことのない方はぜひ一度。

第2位は、八王子の「木のひげ」の「ティーブレッド」(http://www.din.or.jp/~kinohige/)。青山の「ナチュラルハウス」で知って以来の大ファン。粉(全粒粉)の味がなんとも旨い。いよかんのピールが入っているとか。

そして第1位は、じゃじゃーん! 渋谷の「VIRON(ヴィロン)」。オープンして以来の大ファン。併設するレストランもVERY美味しい。東京駅側の「TOKIA三菱電機本社ビル)」の1Fにも出店。実はオープン当初、取材しているのでよかったらこちらをどうぞ。http://www.web-across.com/todays/d6eo3n0000003cqa.html

そういえば、先日、渋谷の「VIRON」の前で、「シブヤ大学」の理事でH堂に勤務する同級生のKさんにばったり。やはり休み前に「VIRON」のパンをストック買いしに来たのだそうだ。

とはいえ、味覚は人それぞれ。たとえば、「もちもち系」が好きという人のベスト3はきっと違うんだろうな。

パパンがパン〈2〉―おいしいパンはまだまだあるよ (おいしい読みもの)

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パパンがパンNEW―おいしいおいしいパンがここにある

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