takanotebook

2021年夏、ようやく本になりました。

大晦日に年賀状を本郷郵便局に出しに行き、渋谷のタワーレコードへ。

海外に住む友人に贈るCDを夫といっしょに選びます。もともとはクリスマスギフトとして始めたのですが、毎年間に合わず、いつのまにかお年賀のような感じに(苦笑)。何をセレクトしたかは、また今度。

で、年末も末ギリギリに神田の薮蕎麦へ。行列している人のために、炭火が一斗缶に入っただけの簡易ストーブが配されているのですが、とてもほのかな暖かさのため、手をかざして「熱」を探しながら順番を待ちます。この行列、23:30までに加わればOKなのですが、それを過ぎるとOUT。これまでに2回ほど間に合わなかったことがありますが、今回はSAFE! 私たちの後ろに10組ほどが並んでいました。しかし、店内が混んでいたため、テーブルに付く前に新年になってしまいました。

A Happy New Year!

神田の薮蕎麦で毎年見かける60代後半、いえおそらく70代かな、と思われるモダンなご夫婦がいます。おふたりとも年齢の割には大柄で外国人風。白髪に白髭のご主人はボア付きの帽子でハンタースタイルが定番です。奥様は、ある年は水色のダッフルコート、ある年はロシア人のようなファーの帽子と店内の誰よりもオシャレで目立っています。今年もいらっしゃるかしら、と思ったら、いた! ご主人はいつも通り英国風のハンタースタイル。そして、奥様はファーのジャケットでした。なんだか嬉しい。

さて、「年越ちゃった蕎麦」を頂いた後は、湯島天神へ。お腹もいっぱいになって暖まったからか、自転車でもあまり寒くありませんでした。天神坂上の参道にこちらも行列。そのほとんどが学生です。で、ここで毎年、「今年の受験生はどんな感じかな」と視察します。というのは冗談ですが、まあ、結果的には無意識に、観察してるかもしれません(笑)。なぜなら、今年の受験生はなんだか大人っぽいぞ、と感じたから。だって、数年前はもっと下げパンや茶髪が多かったような気がするのです。

写真は神田薮蕎麦。2008年1月1日深夜撮影。