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2021年夏、ようやく本になりました。

2008年、夫にとっては本厄年。

ということで、初詣ついでに湯島天神で厄払いをしてもらうことにした。5,000円、1万円、2万円と3コースあると、やっぱり真ん中を選んでしまうのが心情というもの。それにしても、お正月料金ということはないと思うが、些か高額。たしか、岐阜で公認を祈願した小泉チルドレンの彼女は、5,000円だったような気がするぞ。まあ、祈願の姿勢は金額で表現されるとは限りませんが。
さて、厄年ではない私。どうしようかな、と思っていたら、夫がひと言、「あなた学業成就じゃないの?(苦笑)」。うーむ、確かに。ということで、私はご祈祷をしてもらうことにした。学業成就コースは3,000円と5,000円。私は(当然?)3,000円を奉納した。
「学業成就でお願いします」と言うと、臨時のアルバイトかな、と思われるかわいい巫女さんが白い半袈裟を渡してくれて、「これをご本人様もしくは代理の方が首にかけ、絵馬にお名前等の必要事項をご記入の上、順番にお進みください」とのこと。ああ、受験生のお母さんって思われたのね、きっと。
続いて、絵馬への記入場へ。テーブルに用意されている黒マジックで氏名と住所、祈願内容を書き込むののだが、「お名前にはふりがなを忘れずに記入してください」と男性がしつこくアナウンス。それもそのはず、ご祈祷の際、合格祈願のグループ、学業成就のグループ、商売繁盛のグループ、そして厄払いのグループと分類され、名前と祈願内容が詠み上げられるというシステムになっているからだ。
もちろん、奉納金によって割かれる時間も異なります。
もっとも多いのが合格祈願。私はご祈祷が始まってすぐにさらりと終わってしまい、合格祈願のグループが永遠に詠まれた後、夫の厄払いの祈祷でその回のご祈祷は〆めとなりました。


一昨年が喪中だったので、その前の年の破魔矢とお守りを返納。そしておみくじを引くのですが、今年はふと目に留まった「獅子舞おみくじ」にしてみることに。価格は倍の200円。お金を入れて2つあるボタンのどちらかを選択して押したらスタート。
まずはこちらに向かって一礼と礼儀正しい。獅子舞らしい音楽がピーヒョロと奏でられるなか、右に左に上に下にとなかなか素早い舞は、思わず「よっ!」とかけ声を入れたくなるようなユニークさ。そして、右を向いて壁からおみくじをスルリと口で挟み、左前の穴に運んでくれるのかと思いきや、そこでまたひと舞い。なんというフェイント! うーん、動画で撮れば良かったな。

ネットで検索すると、この「獅子舞おみくじロボット」は全国各地に設置されているようで、技術者らしき人のBlogに、三菱電機製の産業ロボットだという書き込みも発見。実はなかなかなか高性能なものらしい↓
http://cosmotech.livedoor.biz/archives/50637337.html
http://cosmotech.livedoor.biz/archives/50637337.html

話は戻って、おみくじの結果は2人とも大吉! 久しぶりだ。夫婦揃っては初かも。絵馬は個人情報に支障のない程度を残して境内のお札場に結んだのだが、案外みんな無防備なのに驚いた。

ちなみに、学業成就でいただいたカレンダー「学業成就暦」。1月から3月までの3ヶ月分しかありませんでした(苦笑)。