遅れてる、のかもしれませんが、先日からミョーに気になっているのが、この「Perfume（パフューム）」という広島出身のアイドル3人組。

正確には、年明け早々に、うちの若いスタッフＳが「最近気になるんです」と言って教えてくれたのが最初で、そのときは「ふーん」とあまり気にも留めていなかったのですが、ある日公共広告機構のTVCFを見て「あっ！この子たち？！」。ということで、さっそく翌日、残業後に渋谷駅前のTUTAYAにてCDではなく、DVDを購入しました。

なんだ、なんだこれはーっ！

アクターズスクールを卒業しているんですが、R&Bやヒップホップではなく、キャッチーなメロディのエレクトロなのが今っぽい。音的には「DUFT PUNK（ダフトパンク）」っぽかったり、曲によってはユーミンじゃないの？という印象も。えー、ピチカートを単純な４つ打ちにしただけ？　こんなんでいいの？！　まあ、1980年生まれの美容師系イケメンの中田ヤスタカというプロデューサーがキーマンなのですが、90年代でいうとピチカートファイブ、コムロ系、70年代でいうジューシーフルーツでしょうか。

はっきり言って（かわいそうだけど）すごくかわいくない、のも魅力のひとつかも。最近の渋谷や原宿の街には、もっとかわいい子がふつうにわんさか歩いていますからねえ。髪が黒ベースでちょっと青といういかにも秋葉系アイドルな感じは外国人のオタクに受けそうなのは戦略でしょうか。うーん、いろいろな思いが頭をよぎりながらも、「けっこう単純に楽しいー！（笑）」。ひょっとしたら、これがミソかしら。「無」意味というか、理由や意味はないけど、楽しい。意味なんかいらない、楽しければいい、享楽的？　身体的？

アイドルオタクで元同僚の友人Ｍにさっそく連絡したところ、「待ってました！」の一言。アイドル系譜を含め、今という時代・社会感を盛り込んだ記事を書いてもらうことに。近日中に『ACROSS（アクロス）』にて公開しますのでお楽しみにー！

Perfume　〜Complete Best〜　(DVD付)