takanotebook

2021年夏、ようやく本になりました。

少し前、「特集:働き続ける理由。」という雑誌の中吊り広告に目がとまった。

サブタイトルが、「結婚、出産を経ても働き続ける理由とは?」「今こそ考えたい、男にとって“仕事”とは?」「ふたりで楽しむハウスキーピング」など、ずいぶんとレトロ。
雑誌のタイトルらしきものは、『one plus one(ワンプラスワン)』、知らないなあ。よく見ると、端っこに創刊3号との文字。発行元はどこかしら? ん?時事画報社時事通信? いや違う。婦人画報?いやいや違う、時事画報社、だ。
聞いたことないなあ、と思ってさっき思い出したようにPCで検索したら、なんと、昭和36年、1961年に発足した社団法人とのこと! Wikiによると、「1961年、総理府広報室から政府の広報活動への協力を依頼された当時の時事通信社代表取締役長谷川才次氏が中心となり、1962年2月21日に社団法人時事画報社の設立総会が開催され法人が設立され、同年3月23日に法人に設立が認可された」というから、時事通信社とは「親戚」のようなものといったところだろうか。
同社のHPでは、その活動目的は、「国民と行政を結ぶことで健全な日本の社会づくりに役立つことを目指し、(中略)国内向け政府広報誌である『フォト』とその後継誌である『Cabiネット』、海外向け政府広報誌『PACIFIC FRIEND』とその後継誌『JAPAN+』等は、広報誌であるとともにビジュアル誌としても、政府広報で独特の役割を果たしてきた」とのこと。あ、小泉元首相のメルマガ、「らいおんはーと」の制作・運営も同社がやってたんだ。それにしても、どの雑誌(冊子?)も聞いたことないなあ、と思ったらすべて休刊していた(!)。
代わりに、今年になってから、環境省の広報誌『エコジン』、農林水産省の広報誌『aff』(新装刊)、そして『one plus one』は、内閣府男女参画局のよう。でも、同サイト(http://www.gender.go.jp)には、入り口がないぞ。。。

時事画報社http://www.jijigaho.or.jp/index.html