takanotebook

2021年夏、ようやく本になりました。

先日、青山のナチュラルハウスでレタスを購入したところ、ラベルに「新規就農者の野菜」という文字が。

若い世代の就農者が増えている、というような報道を目にするようになったが、さてその実態は?
と気になったので、さっそく家に帰ってちょいリサーチしてみました。

「新規就農者」とgoogleしてみてトップに来たのは、農林水産省のサイト。
そこに、同人口の推移というローデータが載っていたので、せっかくだからグラフにしてみたところ・・・。

データを取り始めた(と思われる)1990年から見ると、就農者数は右肩上がりではあるものの、年代別の格差は広がり、結局、2005年の就農者の約78%が50歳以上という結果に。

しかし、それぞれの年代の総人口が異なるから簡単に比較はできません。それぞれの人口に占める就農者の割合を2005年の国立社会保障・人口問題研究所のデータと比較して算出してみることにしました。

2005年の日本の総人口が127,767,994人で、就農できる年齢を、便宜上20歳以上と仮定して、0歳〜19歳までの合計103,678,3802人を引くと、103,678,380人に。20〜39歳の人口は34,121,285人だから・・・。

もっとも就農率が高かったのは、50〜59歳の0.1%、次いで60〜64歳の0.24%、65歳以上の0.08%、40〜49歳の0.05%、そして、20〜39歳は0.03%と、全世代中もっとも低い数値となりました。

1999年に何があったのか、そして2006年以降の数値が気になる!!!



ローデータはこちらのサイトをどうぞ↓
http://www.maff.go.jp/soshiki/keiei/jyosei-syunou/josei/shinki_syunou.html